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CentOS を VMware 上で動作させる際の設定

同じ内容の記事が他に山ほどありそうだけど毎回検索するのが面倒なのでメモ。

時刻がずれる問題の対応

RedHat/CentOSLinux カーネルはタイマ割り込み頻度が 1,000 Hz とかなり高い値のままでビルドされている。このままだとカーネルモードでの動作のオーバーヘッドが大きくなりすぎて、仮想環境上で動作させるとタイマ割り込みが追い付かずやがて時刻がずれてくる。カーネルを再ビルドするのは面倒なので以下のように対応する。


/etc/grub.conf で以下のように設定する。

kernel /vmlinuz-2.6.xx-xxx.x.x.xxx ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet divider=10 clocksource=acpi_pm

カーネル周波数を 1/10 の 100 Hz に変更 ”divider=10″
高精度タイマによる補正 ”clocksource=acpi_pm”

IPv6 の無効化

仮想ネットワークを IPv4 で構築した場合は IPv6 が不要になるので無効化する。


/etc/sysconfig/network

NETWORKING_IPV6=no


/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

IPV6INIT=no


/etc/modprobe.conf

alias net-pf-10 off
alias ipv6 off